🏛エンジェルス戦観戦のためアーリントンに滞在していた期間中の2021/8/4に訪問(たぶん4回目)、その時は仏像展をやっていた。今回(2021/12/18)はターナー展目当てに再訪(たぶん5回目)。
ルイス・カーン(Louis Isadore Kahn)設計の本館
その活動の主眼は、公共建築で、ブルータリズム(野獣主義)の代表者の1人でもある
しばしば最後の巨匠と呼ばれる
それは、構造と意匠が高度な必然性の高みで融合し、その精神性を専門家だけでなく、広く一般にまで感受させることのできた建築を作り続けた最後の建築家と考えられているからである
🎨モディリアニ(Amedeo Modigliani)作『Head』
モネにしてはすごい厚塗りな作品
🎨ピエト・モンドリアン(Piet Mondrian)作『Composition』
🎨アンリ・マティス(Henri Matisse)作『L'Asie (Asia)』
🎨パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)作『Man with a Pipe』
🎨ドイツ印象主義を代表する画家の一人で、晩年は表現主義的な表現も行ったロヴィス・コリント(Lovis Corinth)『Portrait of the Art Dealer Heinrich Thannhauser』
左上のクラシックカーのイラストが可愛らしい
🎨ピエト・モンドリアン(Piet Mondrian)作『Abstraction』
🎨アルフレッド・シスレー(Alfred Sisley)作『The Kitchen Garden (Le Porager)』
🎨19世紀後半から20世紀前半のベルギーの画家で近代ベルギーを代表する画家の一人ジェームズ・アンソール(James Ensor)作『Skeletons Warming Themselves』
💀だらけ
🎨ポール・セザンヌ(Paul Cezanne)作『Man in a Blue Smock』
🎨ポール・セザンヌ(Paul Cezanne)作『Maison Maria with a View of the Chateau Noir』
🎨ゴーギャン(Paul Gauguin)作『Self-Portrait』
🎨ドガ(Edgar Degas)作『Dancer Stretching』
🎨メアリ・カサット(Mary Cassatt)作『Children Playing with Their Mother』
🎨マネ(Edouard Manet)作『Portrait of Georges Clemenceau』
🎨アルフレッド・シスレー(Alfred Sisley)作『Drying Nets』
🎨19世紀前半に活動したフランスの画家セオドア・ジェリコー(Theodore Géricault)作『Study of a Youth』
ジェリコーの作品はドラクロワなどにも影響を与え、ロマン派絵画の先駆者と見なされるが、画業半ばの32歳で早世している
死の間際に発したジェリコーの言葉は「まだ、何もしていない」だったと言う
🎨ギュスターヴ・クールベ(Gustave Courbet)作『Roe Deer at a Stream』
🎨ギュスターヴ・クールベ(Gustave Courbet)作『Portrait of H.J. van Wisselingh』
🎨コロー(Jean-Baptiste Camille Corot)作『The Stonecutters』
19世紀の4分の3を生き、バルビゾン派の七星の一人
次世代の印象派との橋渡しをした画家である。詩情あふれる森や湖の風景画で知られるが、『真珠の女』のような人物画にも傑作がある
1825年から計3度イタリアへ旅行し、イタリア絵画の明るい光と色彩にも影響を受けている
理想化された風景でなく、イタリアやフランス各地のありふれた風景を詩情ゆたかに描き出す手法はのちの印象派の画家たちにも影響を与えた
🎨カミーユ・ピサロ(Camille Pissarro)作『Near Sydenham Hill』
🎨コロー(Jean-Baptiste Camille Corot)作『Orpheus Lamenting Eurydice』
🎨ドイツの画家カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ(Caspar David Friedrich)作『Mountain Peak with Drifting Clouds』
🎨ドラクロワ(Ferdinand Victor Eugène Delacroix)作『Selim and Zuleika』
🎨コロー(Jean-Baptiste Camille Corot)作『View of Olevano』
🎨ジャック=ルイ・ダヴィッド (Jacques-Louis David)作『The Anger of Achilles』
🎨トマ・クチュール(Thomas Couture)作『The Duel after the Masked Ball』
🎨イギリス、ヴィクトリア朝時代の画家ローレンス・アルマ=タデマ(Lawrence Alma-Tadema)作『Between Hope and Fear』
古代ローマ、古代ギリシア、古代エジプトなどの歴史をテーマにした写実的な絵を数多く残し、ハリウッド映画の初期歴史映画などに多大な影響を与えたと言われる
13世紀末〜14世紀初頭にシエナで活動した
その様式はビザンティン絵画を基盤としながらも、人間描写や空間把握は現実感を増している
チマブーエ、ジョットとともにゴシックとルネサンスの橋渡しをした、西洋絵画史上重要な画家の一人である
🎨イタリア盛期ルネサンス期の彫刻家、画家、建築家、詩人、社会活動家ミケランジェロ・ブオナローティ(Michelangelo Buonarroti)作『The Torment of Saint Anthony』
西洋美術史上のあらゆる分野に、大きな影響を与えた芸術家である
ミケランジェロ自身が本業と考えていた彫刻分野以外の作品は決して多くはないにもかかわらず、様々な分野で優れた芸術作品を残したその多才さから、レオナルド・ダ・ヴィンチと同じく、ルネサンス期の典型的な「万能(の)人」と呼ばれる
ミケランジェロは存命中から非常に優れた芸術家として高い評価を得ており、現在でも西洋美術史上における最高の芸術家の一人と見なされている
ミケランジェロが制作した絵画、彫刻、建築のいずれをとっても、現存するあらゆる芸術家の作品のなかで、最も有名なものの一つとなっている
長寿を保ったミケランジェロの創作活動は前述以外の芸術分野にも及ぶ膨大なもので、書簡、スケッチ、回想録なども多く現存している
また、ミケランジェロは16世紀の芸術家の中で最もその記録が詳細に残っている人物でもある
ミケランジェロは、存命中に伝記が出版された初めての西洋美術家であるという点でも、際立った存在といえる
そのなかでジョルジョ・ヴァザーリが著した『画家・彫刻家・建築家列伝』では、ミケランジェロをルネサンス期の芸術における頂点として絶賛し、その作品は何世紀にもわたって西洋美術界で通用するだろうとしている
ミケランジェロは存命中から「神から愛された男 (Il Divino )」と呼ばれることもあり、当時の人々からは偉人として畏敬の念を持って見られていた
ミケランジェロの作品に見られる情熱的で独特な作風は後続の芸術家たちの模範となり、盛期ルネサンスの次の西洋芸術運動であるマニエリスムとなって結実していった
🎨初期ルネサンス期のイタリア人画家フラ・アンジェリコ(Fra Angelico)作『The Apostle Saint James the Greater Freeing the magician Hermogenes』
15世紀前半のフィレンツェを代表する画家で、イタリアでは存命時に「福者アンジェリコ」を意味するベアート・アンジェリコとも呼ばれており、これはフラ・アンジェリコが宗教的モチーフを題材とした絵画を描く才能に優れていたことに由来していた
ジョルジョ・ヴァザーリはその著書『画家・彫刻家・建築家列伝』でフラ・ジョヴァンニ・アンジェリコという名前で記述し、「まれに見る完璧な才能の持ち主」として次のように紹介している
"この修道士をいくら褒め称えても褒めすぎるということはない。あらゆる言動において謙虚で温和な人物であり、描く絵画は才能にあふれており信心深い敬虔な作品ばかりだった"
長い画業の間に多くの聖母子像を残した
それらは、伝統的な図像に則りながらも、ごく普通の母子の肖像画のような人間味と親近感を与えるものである
🎨ドナテッロ(Donatello)作『Virgin and Child (The Borromeo Madonna』
🎨アンドレア・マンテーニャ(Andrea Mantegna)作『The Madonna and Child with Saints Joseph, Elizabeth, and John the Baptist』
🎨ジョヴァンニ・ベッリーニ(Giovanni Bellini)作『Christ Blessing』
🎨イタリアルネサンス期のヴェネツィア派の画家ヤコポ・バッサーノ(Jacopo Bassano)作『Portrait of a Franciscan Friar』
主に風景や風俗画を含む宗教画を描き、動物や夜想画を描いたバッサーノの絵画はヴェネツィアで非常に人気があった
🎨ルネサンス期からマニエリスム期にかけて活動したイタリアの画家セバスティアーノ・デル・ピオンボ(Sebastiano del Piombo)作『Head of a Woman』
ヴェネツィア派の配色、ローマ派の堂々とした構図で有名である
🎨ヤコポ・バッサーノ(Jacopo Bassano)作『The Supper at Emmaus』
🎨ルーカス・クラナッハ(Lucas Cranach the Elder)作『The Judgment of Paris』
🎨フランドルの画家クエンティン・マサイス(Quentin Massys)
その生涯を通じて、主に宗教画、風俗画、肖像画等を多く描き、その作風はイタリア・ルネサンスと北方ルネサンスとの融合といえる
🎨マニエリスム初期、ローマなどで活躍したイタリアの画家パルミジャニーノ (Parmigianino)
ミケランジェロ・ダ・ヴィンチなどルネッサンスの影響を受けた。最も影響を受けているのはラファエロで、現存するスケッチの中でも、特にラファエロのスケッチを多く残している事からもうかがい知れる。独特な画風を持つパルミジャニーノの作品は、幻想的な物が多い
🎨ティツィアーノ(Titian)作『The Madonna and Child with a Female Saint and the Infant Saint John the Baptist』
🎨フランスのバロック・フランス古典主義絵画の画家クロード・ロラン(Claude Lorrain)作『Pastoral Landscape』
🎨ゴフレード・ウァルス(Goffredo Wals)作『Country Road by a House』
ルネサンス期の後に登場し、1593年から1610年にかけてローマ、ナポリ、マルタ、シチリアで活動した
あたかも映像のように人間の姿を写実的に描く手法と、光と陰の明暗を明確に分ける表現は、バロック絵画の形成に大きな影響を与えた
乱闘騒ぎを引き起こし、乱闘相手の待ち伏せにあって重傷を負わされたこともあった翌年カラヴァッジョは熱病にかかり、トスカーナ州モンテ・アルジェンターリオで38歳の若さで死去する
人を殺してしまったことへの許しを得るためにローマへと向かう旅の途中でのことだった
存命中のカラヴァッジョはその素行から悪名高く、その作品から評価の高い人物だったが、その名前と作品はカラヴァッジョの死後まもなく忘れ去られてしまった
しかし20世紀になってからカラヴァッジョが西洋絵画に果たした大きな役割が再評価されることになる
それまでのマニエリスムを打ち壊し、後にバロック絵画として確立する新しい美術様式に与えた影響は非常に大きなものだった
ルーベンス、ホセ・デ・リベーラ、ベルニーニそしてレンブラントらバロック美術の巨匠の作品は、直接的、間接的にカラヴァッジョの影響が見受けられる
カラヴァッジョの次世代の画家で、その影響を強く受けた作品を描いた画家たちのことを「カラヴァジェスティ」あるいはカラヴァッジョが使用した明暗技法から「テネブリスト」と呼ぶこともある
現代フランスの詩人ポール・ヴァレリーの秘書をつとめたアンドレ・ベルネ=ジョフロワはカラヴァッジョのことを「いうまでもなくカラヴァッジョの作品から近現代絵画は始まった」と評価している
本作は、カラヴァッジョの画業にとって重要な節目となる作品である
カラヴァッジョはカヴァリエール・ジュゼッペ・チェザーリ・ダルピーノの工房で、ダルピーノの大量生産された作品に細部の花や果物を描いて、ダルピーノの作品を仕上げていたが、本作はカラヴァッジョがダルピーノの工房を去った後、独立した画家としての道を模索していた時に描かれた作品である
イタリア美術における初期バロック様式を確立した画家の一人であり、イタリア北部のボローニャを中心に活動したボローニャ派の代表的画家である
師匠のティツィアーノ、そしてヴェロネーゼとともにルネサンス期のヴェネツィア派を代表する画家
ティツィアーノの色彩とミケランジェロのマニエリスムの形体を結びつけ、情熱的な宗教画を描いた
🎨バロック期のイタリアの画家グエルチーノ(Guercino)ことジョヴァンニ・フランチェスコ・バルビエーリ(Giovanni Francesco Barbieri)作『Christ and the Woman of Samaria』
エミリアの出身で、ローマ、ボローニャで活動した
グエルチーノという言葉は「やぶにらみ」という意味で、彼が斜視だったことからつけられたあだ名である
グエルチーノは、とくにその超一流のスケッチで注目に値する
🎨17世紀のフランスの画家ルイ・ル・ナン(Louis Le Nain)作『Peasant Interior with an Old Flute Player』
🎨バロック時代のフランスの画家ニコラ・プッサン(Nicolas Poussin)作『Venus and Adonis』
🎨クロード・ロラン(Claude Lorrain)作『Coast Scene with Europa and the Bull』
🎨現フランス領のロレーヌ地方で17世紀前半に活動し、キアロスクーロ(明暗法、陰影法)を用いて「夜の画家」と呼ばれたジョルジュ・ド・ラ・トゥール(Georges de La Tour)作『The Cheat with the Ace of Clubs』
🎨バロック期のスペインの画家ディエゴ・ベラスケス(Diego Rodríguez de Silva y Velázquez)作『Portrait of Don Pedro de Barberana』
エドゥアール・マネが「画家の中の画家」と呼んだベラスケスは、スペイン絵画の黄金時代であった17世紀を代表する巨匠である
🎨エル・グレコ(El Greco)作『Portrait of Dr. Francisco de Pisa』
🎨ゴヤ(Francisco de Goya)作『Portrait of the Matador Pedro Romero』
🎨スペインの画家ルイス・メレンデス(Luis Egidio Meléndez)作『Still Life with Oranges, Jars, and Boxes of Sweets』
生前あまり認められず窮乏の内に没したが今日では18世紀スペイン最高の静物画家であると認められている
構成や光の表現の見事さ、個々の対象の質感と量感を捉える卓越した技量が最もありふれた台所の食物を感動的なイメージに変容させている
確かにエグイ画力🍊
🎨バロック期のスペインの画家バルトロメ・エステバン・ペレス・ムリーリョ(Bartolomé Esteban Perez Murillo)
17世紀のスペイン黄金時代美術の歴史を代表する画家
甘美な聖母像や、愛らしい子どもの絵を数多く手がけた
スティロ・バポローソ(薄もやの様式)と称される、画面全体が薄もやに覆われたような夢幻的な作風は、1670年頃からの晩年の作品に顕著である
疫病で亡くしてしまった自分の子供達を愛しむかのように、子供を描いた絵も多数残している
🎨バロック期のスペイン黄金時代美術を代表する画家ホセ・デ・リベーラ(José de Ribera)作『Saint Matthew』
スペイン出身だが、主にナポリで活動した
イタリアでの名はジュゼッペ・リベーラ(Giuseppe Ribera)。リベーラはスペインの画家ではあるが、若くしてイタリアに渡り、生涯の大半をナポリで過ごし、終生母国には帰ることはなかった。南部イタリア中心の都市ナポリは当時スペイン副王の支配下で、いわばスペインの飛地領土であった。リベーラはナポリで代々の副王の庇護を受けつつ、聖人、殉教者などをカラヴァッジョ風の劇的な表現で描いた。イタリア人たちからは「ロ・スパニョレット」(小さなスペイン人)のあだ名で呼ばれた
🎨レンブラント(Rembrandt van Rijn)作『Bust of a Young Jew』
🎨ピーテル・パウル・ルーベンス(Peter Paul Rubens)作『Equestrian Portrait of the Duke of Buckingham』
🎨ピーテル・パウル・ルーベンス(Peter Paul Rubens)作『The Martyrdom of Saint Ursula and the Eleven Thousand Maidens』
🎨17世紀のオランダで活躍した大画家フランス・ハルス(Frans Hals)作『The Rommel-Pot Player』
オランダ絵画の黄金時代を代表する画家の1人で、レンブラントよりはやや年長ながら、ほぼ同時代に活躍している
オランダのハールレムで活躍し、作品にはハールレムの住人を描いた肖像画が多い。人々の生き生きとした表情を捉える描写力は卓越している
笑っている人物画を多く描いたことから「笑いの画家」と呼ばれている
🎨オランダの画家ヤーコブ・デ・ヘイン II(Jacques de Gheyn II)作『Vase of Flowers with a Curtain』
ヴェドゥータ(都市景観画)を得意とした
🎨ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ(Giovanni Battista Tiepolo)作『The Coronation of the Virgin』
🎨カイユボット(Gustave Caillebotte)作『On the Pont de l’Europe』
🎨パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)作『Nude Combing Her Hair』
🎨モネ(Claude Monet)の作品
個人蔵の作品が特別展示されていた
👣レンゾ・ピアノ設計の新館へ。ターナー展。
🎨イギリスのロマン主義の画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(Joseph Mallord William Turner)の作品
生涯を通じて5回から7回の画風の転換があったと言われる
5回であるとすれば、第一期は、主題が中心に描かれた風景画の時代、第二期は風景の中心に広い空間が開けてくる時代、第三期は開けた空間に光が現れた時代、第四期はその光の中に何らかの姿が描かれた時代、そして最後は風景全体が光で満たされた画風である
ターナーは手元にあった主要作品をすべて国家に遺贈したため、彼の作品の多くはロンドンのナショナルギャラリーやテート・ギャラリーで見られる
2時間滞在。
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